名古屋パイプは、JIS規格に基づく機械構造用炭素鋼鋼管、自動車構造用電気抵抗溶接炭素鋼鋼管、一般構造用炭素鋼鋼管など多彩なパイプを製造しています。
機械構造用炭素鋼鋼管は、土木機械、建設機械、産業機械、荷役運搬機械などの各種部品として活躍。自動車構造用電気抵抗溶接炭素鋼鋼管は、シートフレーム、エンジン給排気管、ショックアブソーバーなどに活用され、車の高度化・省資源化に伴う多様かつ厳格な仕様要求にお応えしています。一般構造用炭素鋼鋼管は、一般構造物、手すり、足場、杭、仮設建設物から建築物、鉄構、鉄塔などにいたるまで、幅広い用途をカバーしています。また、家具メーカーが多い地域特性を反映し、家具用鋼管にも大きな実績を持っています。さらに、異形鋼管や冷延高張力鋼管(ハイテン)などの特別管理品もラインナップしています。近年は、部品の軽量化ニーズに対応する中実材料の鋼管化や、コストダウンを図るための板プレス品の鋼管化など、需要が広がっています。